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猫の病気|低血糖症

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猫の病気には遺伝的な病気から生活習慣からくる病気など様々なものがあります。

ここでは、その中でも猫の低血糖症に関する特徴や対処法についてご紹介いたします。

 

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子猫にも多く見られる”低血糖症”。

これは、血液中の糖分(グルコース)が少なくなることで

細胞への栄養補給が不完全になった状態を言います。

 

血液中のグルコース濃度(血糖値)は、

体内における複数の器官によって一定に保たれています。

具体的には脳の視床下部、膵臓、肝臓、副腎などです。

このうちのどれか一つに致命的な欠陥が生じると、

濃度調整機能が破綻し、低血糖を招いてしまいます。

 

また、仮に血糖値を正常にコントロールできても、

食事の量が少なかったり、摂取量より消費する運動の量が多い場合にも発症します。

 

 

低血糖症の主な症状

ぐったりする

痙攣する

下半身が動かなくなる

意識を失う

失明(数日間〜恒久的)

 

 

低血糖症の主な原因

 

・子猫の場合

生後3ヶ月までの子猫が低血糖に陥った場合、

体の冷え、空腹、内臓障害による栄養吸収の悪化などが原因として考えられます。

生後間もない子猫は肝臓の糖新生機能(足りないグルコースを補う機能)が弱いため、

たった6~12時間程度の絶食でも、容易に低血糖を起こしてしまいますので要注意です。

 

・生猫の場合

1歳以上の猫が低血糖に陥った場合、空腹、興奮、過度の運動などが

原因になることが多いです。

 

・老猫の場合

老猫に低血糖が発生した場合、

インスリンを生成している膵臓の腫瘍が原因となることがあります。

糖尿病とは逆で、インスリンの過剰生成が起こり、

必要以上に血糖を細胞内に取り込んでしまうために起こります。

また、血中にグルコースを放出する「糖新生」を担っている肝臓の障害でも発症します。

 

・糖尿病の猫の場合

インスリン療法を行っている糖尿病の猫は注射量の間違いが原因で

低血糖症に陥ることが挙げられます。

インスリンは血液中の糖分を細胞内に誘導しますが、

その量が多すぎると血糖が不足してしまい、低血糖症を発症してしまいます。

 

 

 

低血糖症の対処法

 

●糖分の補給

子猫の場合はブドウ糖溶液を、

成猫の場合は消化吸収されやすい食事を与えることで血糖値を正常に戻します。

※人間と同じようにチョコレートは絶対に与えないでください。

また意識を失っているような場合は、

取り急ぎガムシロップを頬の内側に塗りつけ、すぐに獣医さんに相談します。

※喉を詰まらす危険があるので、一気に大量に流し込まないよう注意してください。

 

●基礎疾患の治療

膵臓腫瘍、肝臓の障害など別の疾病によって低血糖症が引き起こされている場合は、

まずそれらの基礎疾患への治療が施されます。

 

●再発予防

低血糖症を発症しやすい状況を極力作らないようにします。

子猫であれば常に暖かくして授乳回数を増やすとか、

成猫であれば空腹時に運動をさせないなどの配慮が必要です。

また、糖尿病の猫であればインスリン注射には細心の注意を払うようにしましょう。

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